「一週間やっても変わらない」とやめてしまう人へ。結果を焦る思考を倒す4ステップ【Day 7】」

思考・マインド

「2か月も頑張ったのに、何も変わらない。もう無理だ」

俺も、ずっとそうでした。結果が出る前に、何度も自分の手で終わらせてきました。

これは、どん底の俺が人生をフルモデルチェンジしていくドキュメンタリーの記録です。今日の相手は、「結果が出ないとすぐ諦める思考」。俺の中に居座り続けている、しぶとい敵の1つです。

先に言っておくと、この敵を倒す答えはシンプルです。諦めなくていい。やめるんじゃなく、休んで、また再開すればいい。失敗はぜんぶ、次のためのデータだ。これだけです。

あと、これは医者やカウンセラーのアドバイスじゃありません。47歳、転職30回、自己破産、生活保護、糖尿病に狭心症。完璧からは一番遠い人間が、自分とどう付き合っているかを書いているだけの記録です。そのつもりで、気楽に読んでください。

「2か月やっても変わらない」とやめてしまう――それは怠けじゃない

2か月、食事に気をつけた。体重はほとんど変わらない。「やっぱり俺には無理だ」。そう言ってやめる。

3か月、ブログを書いた。読者はゼロに近い。「向いてないんだ」。そう言ってやめる。

半年、新しい仕事を頑張った。まだ一人前になれない。「ここも違った」。そう言って辞める。

俺は、これを何度も繰り返してきました。やめるたびに、自分を責めました。飽き性だ、根性がない、人としてダメなんだ、と。

でも、最近やっとわかってきたことがあります。これは怠けでも、性格の欠陥でもない。ただの「思考のクセ」です。結果が出ないという事実に、「もう無理だ」という結論を反射的にくっつけてしまう。そういうクセ。クセなら、付き合い方を変えればいい。それだけの話です。

4つの敵と言ったのに、なぜ今3つなのか

正直に書いておきます。このシリーズの最初のほうで、俺は「人生をやり直すうえで倒すべき敵は4つある」と言っていました。でも、記事を書き直していくうちに、おかしなことに気づきました。

「結果をすぐ求めてしまう思考」と「結果が出ないと諦める思考」。この2つを別々の敵として分けていたんですが、よく考えたら、これは地続きの1つの流れでした。すぐ結果を求める。だから、思うように出ないと諦める。入り口と出口が違うだけで、同じ1つの心の動きだったんです。

だから、無理に4つに分けるのはやめました。この2つは1つにまとめて、敵は3つに整理し直します。最初に4つと言ったのに、と思われるかもしれません。でも、これがこのブログのリアルです。やってみて、違うと気づいたら、その都度直していく。それも含めて、俺の成長の記録です。

結果が出ないとすぐ諦める思考って何?

結果が出ないとすぐ諦める思考とは、ざっくり言うとこうです。「少しやってみて、結果が出なかったら、もうダメだと決めつけてやめる」。

厄介なのは、本人は冷静に判断しているつもりだ、ということです。「2か月やって変わらないんだから、これは効果がない」。一見、合理的に見える。でも実際は、結果が出るまでの時間を、ものすごく短く見積もっているだけだったりします。

たとえば俺の場合、健康のことで何度もやめてきました。2〜3か月続けて、数字が動かないからやめる。でも後で知ったんですが、体が変わるには、そもそももっと時間がかかるものだったんです。あと少しだけ続けていたら、違ったかもしれない。そういう「あと少し」を、俺は何度も自分で潰してきました。

この思考が止めてしまう3つのこと

この「すぐ諦める思考」が厄介なのは、ただやめるだけじゃなく、3つの大事なものを止めてしまうからです。

1つ目。あと一歩のところで、掘るのをやめてしまう。金鉱を掘る話に似ています。あと一掘りで金脈にぶつかる場所まで来ているのに、「ここには何もない」と決めつけて、スコップを置いて帰る。実際にどれだけ近かったかは、やめた人間にはわからない。俺は、この「あと一掘り」を何度も手放してきました。

2つ目。失敗を「終わり」だと思い込んでしまう。本当は、失敗はただのデータです。「このやり方ではダメだった」という、次のための情報。なのに「失敗した=自分はダメだ=もう終わり」と受け取ってしまう。データのはずのものを、判決にしてしまうんです。

3つ目。やめて、また始めて、またやめる。これを繰り返すと、何も積み上がりません。毎回ゼロからのスタートになる。本当は途中まで積み上げていたのに、やめるたびに振り出しに戻る。気づけば、同じところを何周もしている。これが一番もったいない。

線引き:「始められない」「続かない」「諦める」は別の敵

ここで一度、整理しておきます。似たような悩みでも、つまずく場所が違うんです。

「そもそも始められない」のは、完璧にやろうとして動けなくなる思考。これは別の記事で扱っています。

「始めたけど、一度サボると全部やめたくなる」のは、白黒で考えてしまう思考。これも別の記事です。

そして、この記事で相手にしているのは「やってはみたけど、結果が出ないから諦める」という、3つ目のつまずき方です。スタートでも、途中の挫折でもなく、「結果が見えないこと」に耐えられなくなるタイプ。自分がどこでつまずいているのか、思い当たるところがあれば、後ろのリンクから関連記事も見てみてください。

だから俺は、諦めずに「休んで再開」する

じゃあ、どうするか。俺がやっているのは、難しいことじゃありません。「諦める」をやめて、「休んで再開する」に置き換える。具体的には、次の4つです。

1つ目。「諦める」と「休む」を、ちゃんと分ける。諦めるは、二度とやらないこと。休むは、いったん止めて、また始めること。この2つは全然違います。疲れたら、休んでいい。やめなければ、それは続いているのと同じです。俺は「もう無理だ」と思ったとき、「いや、これは諦めるんじゃなくて休むだけだ」と言い直すようにしています。

2つ目。失敗を、データとして残す。うまくいかなかったとき、「ダメだった」で終わらせず、「このやり方は合わなかった」とメモしておく。そうすると、次に試すときの手がかりになります。失敗は、減点じゃなくて、情報です。

3つ目。やめたくなったら、「あと1か月だけ」と考える。今すぐ判断しない。結果が出るには時間がかかるものだ、今はまだ芽が出ていないだけかもしれない、と自分に言い聞かせて、もう1か月だけ続けてみる。それでもダメなら、やめるんじゃなく、休む。さっきの金鉱の話を思い出して、「あと一掘り」だけしてみる感覚です。

4つ目。再開カレンダーをつくる。休んだ日と、また再開した日を、カレンダーに書いておく。たとえば「2月15日、ブログを止めた」「3月15日、また書き始めた」というふうに。こうすると、自分が「諦めた人間」じゃなく、「休んで再開できる人間」だと、目で見て確認できます。

ここだけ覚えて帰ってもらえれば十分です。諦めるな。休んで、また再開すればいい。失敗はデータだ。

項目結果が出ないと諦める思考休んで再開する思考
失敗の捉え方終わり・自分はダメだ次のためのデータ
結果が出ない時もう無理だとやめるあと1か月だけ続ける
やめ方二度とやらない(諦める)いったん休む
次への姿勢毎回ゼロに戻るまた再開して積み上げる
合言葉「変わらない、もう無理だ」「俺は何度でも生き返る」
4つの実践最小の一歩
1. 諦めると休むを分ける「これは休むだけ」と言い直す
2. 失敗をデータにする「このやり方は合わなかった」とメモ
3. あと1か月だけ続ける今日は判断しないと決める
4. 再開カレンダー休んだ日と再開した日を書く

もう1つ、俺の支えになっている考え方があります。「転職30回 = 再開力30回」。世間から見れば、転職30回は「飽き性で続かないダメな人間」です。でも見方を変えれば、俺は30回、ゼロから立ち上がり直してきた人間でもある。30回も再開してきた、ということです。1年続けていたら、合う仕事に出会えていたかもしれない。そこは反省しています。でも、何度でも立ち上がってきたこと自体は、俺の弱点じゃなく、力だと思うようにしています。

そもそも「結果が出る前にやめる」の前に、「完璧にやろうとして始められない」でつまずく人もいます。動き出せない自分に心当たりがあるなら、こちらが入り口です。
Day 5:完璧思考をやめて「とりあえずやる」方法を読む

「一度サボると全部どうでもよくなる」――これも諦めとは別の敵です。サボった自分を責めて全部やめてしまうクセがあるなら、こちらが効きます。
Day 4:白黒思考の治し方を読む

今日の記録/あなたは今、何を諦めかけているか

今日の俺の記録です。たいしたことは書いていません。

体重64.50kg、
散歩4,666歩、
食事はそれなりに健康的に、
睡眠は約9時間。

これも、種をまいている記録の1つです。今日まいた種が芽を出すのは、何か月か先かもしれない。それでいい。

そして、これを読んでいるあなたが、今もし何かを諦めかけているなら。その何かは、本当にもう終わりですか。それとも、まだ芽が出ていないだけですか。諦めるんじゃなく、ひとまず休んで、また再開する。それだけで、景色は変わると思っています。

最後に、自分のつまずき方に合わせて、関連する記事を置いておきます。

読者タイプ別ナビ

そもそもの土台になる考え方から知りたい人は、すべての始まりのこの記事へ。
Day 1:60点思考の話を読む

完璧を目指して動き出せない人は、こちら。
Day 5:完璧思考をやめる方法を読む

一度サボると全部やめたくなる人は、こちら。
Day 4:白黒思考の治し方を読む

なぜ諦めずに続けるのか、その先の未来を見失った人は、こちら。
Day 6:俺が目指す未来を読む

敵の全体像をまとめて知りたい人は、こちら。
Day 3:俺が倒すべき敵の話を読む

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