今日は、俺自身の話をします。
2歳の頃、近所の子どもたちが「猫を見せて」と家に来たことがあります。でも、家に猫はいませんでした。猫の鳴き声だと思われていたのは、泣いている俺の声でした。
先に結論を言っておきます。俺は、生まれてからずっと「普通じゃなかった」。みんなと同じには、なれませんでした。
この記事は、ノウハウでも解決策でもありません。転職30回、生活保護受給中、糖尿病に狭心症。完璧から一番遠いところにいる47歳の、ただの自分史です。
でも、子どもの頃から「自分はみんなと違う」と感じてきた人には、どこかで自分のことのように読んでもらえるかもしれません。そういう記録です。
今日は、俺自身の話をする――生まれてからずっと「普通じゃなかった」
これまでこのブログでは、続かない自分や、諦めてしまう自分との戦い方を書いてきました。考え方の話、行動の話が多めでした。
でも今日は、その手前の話をします。そもそも、俺がどういう人間なのか、という話です。
結論から書きます。俺は、生まれてからずっと普通じゃありませんでした。子どもの頃から「みんなと同じ」になれず、それを「自分はダメなんだ」とずっと思ってきました。
でも47歳になった今は、少しだけ違うふうに思っています。普通じゃないことは、悪いことじゃない。ただ、自分に合った生き方を見つけるのに、時間がかかっているだけなんじゃないか、と。
その話を、いちばん古い記憶から順にしていきます。
「猫を見せて」と近所の子が来た――でも、猫はいなかった
2歳くらいの頃の話です。
ある日、近所の子どもたちが家にやってきて、母にこう言ったそうです。「猫を見せて」と。
母は困った顔をしていました。なぜなら、家に猫なんていなかったからです。
子どもたちが言う「猫」。その鳴き声の正体は、俺でした。
俺が泣く声が、猫の鳴き声に聞こえていたらしいのです。近所の子どもたちは、本当に猫がいると思っていました。だから「猫を見せて」と来た。
でも、猫はいません。いたのは、猫の鳴き声で泣く子ども。それが俺でした。
笑い話みたいですが、これが俺の、いちばん古い「普通じゃなかった」記憶です。
おとなしいけど、普通じゃなかった子ども
この頃の俺は、おとなしくて静かで、手のかからない子どもだったらしいです。だけど、ただおとなしいだけではありませんでした。振り返ると、あちこちで普通じゃなかった。
まず、同世代の友達とは、ほとんど遊びませんでした。代わりに、年上の人と接することが多かった。子ども同士の輪に、うまく入れなかったんだと思います。
一方で、親戚が集まる場では、演歌を歌うお調子者な一面もありました。おとなしいのか、目立ちたがりなのか、自分でもよく分かりません。
かっこ悪い話も書いておきます。店で展示物を割っても、謝りませんでした。買い物中に、普通に他の子どもを泣かせていたこともあったそうです。頑固で、自分の理屈を曲げない子どもでした。
おとなしいけど、普通じゃない。静かなのに、どこかズレている。そういう子どもだったんです。
振り返れば、ずっと「みんなと同じ」になれなかった
こうして並べてみると、はっきり分かります。俺は生まれてからずっと、「普通じゃなかった、みんなと同じではなかった」のです。
猫の鳴き声で泣く子ども。同世代と遊ばず、年上と接する子ども。謝らない、頑固な子ども。どれも、まわりの「普通」からは少しずつズレていました。
そして、これは単なる「変わった子の昔話」では終わりませんでした。この「みんなと同じになれない」感覚は、大人になってもずっと続いていったからです。
子どもの頃から「自分はみんなと違う」と感じてきた人なら、たぶん分かってもらえると思います。あの、輪の中にいるのに自分だけ少し浮いているような感覚は、年を取っても簡単には消えません。
| 見方 | 「欠陥」と見ていた頃 | 「探している途中」と見る今 |
|---|---|---|
| 子どもの頃の自分 | 変な子、ダメな子 | ただ、人と違っただけの子 |
| 人と違うこと | 直すべき欠点 | 自分の個性のひとつ |
| 今の自分への言葉 | なんでみんなと同じにできないんだ | 合う生き方を、まだ探してる途中だ |
| これからの姿勢 | 普通になろうとする | 自分に合う場所を探し続ける |
そして今、47歳――転職30回、生活保護、それでも探し続けている
そして今、俺は47歳です。
転職は30回。生活保護を受給中で、狭心症と糖尿病の治療中。世間の「普通」からは、相変わらず遠いところにいます。
長いあいだ、俺はこの状態を「自分が続けられない人間だから」だと思っていました。みんなと同じように、一つの場所で続けられない。それが全部、自分の欠陥のせいだと。
でも、こうして子どもの頃から振り返ってみて、見え方が少し変わりました。俺は今だけ普通じゃないんじゃない。生まれてからずっと普通じゃなかった。だから、今も「普通じゃない」生き方をしているだけなんだ、と。
猫みたいな声で泣いていたあの子どもは、47歳になった今も、まだ自分に合った生き方を探しています。
普通じゃないのは、悪いことじゃない
ここだけ読んでもらえれば、それで十分です。
普通じゃないのは、悪いことじゃない。ただ、自分に合った生き方を探すのに、時間がかかっているだけだ。
みんなと同じになれないことを、ずっと欠陥だと思って生きてきました。でも、それは欠陥じゃなくて、ただの個性のひとつだったんだと思います。
普通になろうとして、何度もうまくいきませんでした。それなら、普通になろうとするより、自分に合う場所を探し続けるほうが、まだ自分には向いている気がします。
遅くてもいいし、回り道でもいい。探し続けていること自体に、たぶん意味があるんだと、今は思っています。
続けられない自分を、ずっと責めてきました。その「続かない」「すぐ諦める」とどう向き合ってきたかは、こちらに書いています。
▶ Day 7:結果が出ないとすぐ諦める――それは性格じゃない
▶ Day 10:続かないのは意志が弱いからじゃない。スモールステップのやり方
転職30回という「普通じゃなさ」を、どう捉え直したか。同じように転職を繰り返してきた人には、こちらが近いかもしれません。
▶ Day 8:転職30回は「逃げ」じゃなかった。また始める力という強み
今日の記録/あなたは今、どんな「普通じゃなさ」を抱えていますか
最後に、今日の記録を残しておきます。
- 体重:64.30kg
- 散歩:10,487歩
- 食事:朝はブロッコリーとアボカドとミックスナッツのスクランブルエッグ、
昼はチキンとブロッコリーとキノコの豆乳クリーム煮、
夜は雪菜とじゃがいもと豚肉の蒸し野菜サラダ - 睡眠:22時3分就寝、6時22分起床、8時間19分
普通じゃない子どもだった俺が、47歳になって淡々と記録をつけている。これも、自分に合う生き方の、探し方のひとつなんだと思います。
あなたが今、いちばん引っかかっているのは、どれですか。
▼ 考え方の土台から知りたい人は
Day 1:60点思考
▼ 結果が出ないとすぐ諦めてしまう人は
Day 7:諦める思考を倒す方法
▼ 何をやっても続かない人は
Day 10:スモールステップのやり方
▼ 転職を繰り返してしまう人は
Day 8:転職30回=また始める力
▼ どん底から立ち直りたい人は
Day 9:諦めない力とプライドを捨てる決断
▼ シリーズの全体像を知りたい人は
Day 3:シリーズ全体マップ
猫みたいな声で泣いていた子どもは、今もまだ、自分に合った生き方を探しています。もしよかったら、この続きも見ていってください。


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