すぐ辞めてきた俺が、なぜかコンビニだけ5年半続いた話【Day 24】

自分史

Day 23の続きです。

カレーショップを1ヶ月で辞めたあと、俺は2006年9月にコンビニのフランチャイズ企業へ正社員として就職しました。

接客は最後まで苦手で、結局クレームがきっかけで辞めました。でも、この仕事の在籍期間は5年半。転職30回の俺の人生で、これが最長記録です。

俺は47歳、転職30回、自己破産、生活保護、糖尿病、狭心症。完璧という言葉から、たぶん一番遠いところにいる人間です。

結論から言うと、すぐ辞めてきた俺がここだけ5年半続いたのは、頑張ったからでも運でもありません。「合う環境」と「合う立ち位置」、そして「得意なこと」が、たまたまそろっていたからです。

Day 23の続き──カレーショップのあと、コンビニに就職した

前回(Day 23)は、独立したいのに理由がなく、成功後のことばかり考えて、カレーショップを1ヶ月で辞めた話でした。

すぐ辞めてしまった直前の話を先に読みたい方は、こちらからどうぞ。当時の俺がどんな状態で次の仕事に向かったのかが分かります。

▶ Day 23:成功後のことばかり考えて、1ヶ月で辞めた俺の話

2006年9月、「早期に店長になれる」という理由でコンビニに就職した

2006年9月、俺はコンビニのフランチャイズ企業に正社員として入りました。

入社した理由は、求人に「早期に店長になれる」と書いてあったからです。店舗業務全般を担当し、実際に、早い段階で店長に昇格しました。

今思えば、動機はまた「早く上に行きたい」という気持ちでした。ただ、この仕事に関しては、その先が今までと少し違いました。

数値管理は得意だった──利益率改善・人件費削減で成果を出した

店長になってから、俺は数値管理に力を入れました。

利益率を改善し、人件費を削減して、成果を出しました。社内の発表会では8位に入賞したこともあります。

自慢したいわけではありません。ただ、数字を管理して改善していくという作業は、俺にとって数少ない「得意なこと」でした。ここで初めて、自分の得意分野をそのまま活かせる場所に立てた感覚がありました。

でも、接客とクレーム対応は最後まで苦手だった

一方で、俺には昔から変わらない苦手分野がありました。接客です。

Day 20の家具店のときも書きましたが、俺は人と対面してうまくやることが、どうしても得意になれませんでした。コンビニでも同じで、接客の場面ではクレームが多発しました。

数字は得意なのに、人の相手は苦手。この凸凹は、5年半のあいだ、最後まで埋まりませんでした。

「次クレームが来たら辞める」と宣言して、本当に辞めた

クレーム対応に消耗していったある時、俺は「次にクレームが来たら辞める」と口にしました。

そして、実際にクレームが来て、俺は辞めました。

すぐ辞める、という俺のクセがここでも出た、と言えばそれまでです。ただ、今までの「数ヶ月で辞める」とは違って、これは5年半続いたあとの話でした。俺がなぜ今まで、うまくいかないとすぐ辞めてきたのか。その思考のクセそのものは、別の記事で詳しく掘り下げています。同じように「すぐ辞めてしまう自分」に悩んでいる人は、こちらを読むと自分のパターンが見えてくると思います。

▶ Day 8:うまくいかないとすぐ辞めていた「すぐ諦める思考」の話

それでも在籍5年半──転職人生の最長記録だった

クレームで辞めたとはいえ、この仕事の在籍期間は5年半でした。

これは、それまでの俺の仕事人生で、ぶっちぎりの最長記録です。1ヶ月、数ヶ月で辞めてきた俺が、なぜここだけ5年半も続いたのか。自分でも不思議でした。

だからこそ、あとから理由を振り返ってみました。

なぜ、この仕事だけ5年半続いたのか

振り返ってみて、続いた理由はいくつかありました。

ひとつは、上の人間から監視されることなく、自由にできたこと。店舗を任されていたので、いちいち細かく見られる環境ではありませんでした。

もうひとつは、ポジション的に、常に自分が一番上だったこと。店長という立場は、大変そうに見えるかもしれません。でも俺の場合は、多少の責任感があったほうが、逆にやりがいがあって気楽にやれました。

そして、「数値管理」という得意分野を、そのまま活かせたこと。これも大きかったです。

もちろん、いいことばかりではありませんでした。昇格できるポジションが少なく、FCオーナーになる道は断念しました。夜勤のワンオペや連続勤務など、シフトは過酷でしたし、SVや社員との摩擦もありました。それでも、環境と立ち位置と得意がそろっていたことが、俺を5年半つなぎとめたのだと思います。

振り返り──向き不向きより、「合う環境」と「合う立ち位置」だった

この5年半で、俺はひとつのことに気づきました。

仕事が続くかどうかは、「向いているかどうか」だけでは決まらない、ということです。もっと言えば、「合う環境」と「合う立ち位置」があるかどうかのほうが、俺にとっては大きかったんです。

同じ俺でも、自由にやれて、自分が一番上で、得意を活かせる場所では5年半続きました。逆に、監視されて、下の立場で、苦手を正面からやらされる場所では、すぐに辞めてきました。

仕事が続かないのは、あなたに欠陥があるからではなく、合う環境と合う立ち位置に、まだ出会えていないだけかもしれません。すぐ辞めてきた俺でも、合う場所では5年半続いたんです。

そして、苦手なことは、結局最後まで克服できませんでした。でも今は、それでよかったと思っています。苦手を無理に克服しようとするより、得意を活かせる場所を探すほうが、俺には合っていました。

俺がなぜ「完璧じゃなくていい」「合う生き方を探せばいい」と考えるようになったのか。その土台になった考え方は、こちらの記事にまとめています。

▶ Day 1:完璧をやめて「60点思考」で動けるようになった話

出来事当時の見方今の見方
すぐ辞めてきた自分何をやっても続かないダメな人間合う環境・立ち位置がなかっただけ
コンビニが5年半続いたたまたま続いた自由・一番上の立ち位置・得意が合っていた
数値管理で成果を出せた当たり前のこと得意分野を活かせる環境だった
接客・クレームで辞めた苦手を克服できないダメな自分苦手は無理に克服しなくていい
責任のある店長職大変なポジション多少の責任感がむしろ気楽でやりがいだった

自分史と「考え方」をどこから読むか──読者タイプ別ナビ

「仕事が続かない」「自分に合う仕事が分からない」と悩んでいる人へ
なぜ続かなかったのか、その思考のクセと、合う立ち位置の考え方が分かります。

▶ Day 8:すぐ諦める思考の話
▶ Day 1:60点思考の話
▶ Day 7:即結果思考の話

自分史の続き・前の話を読みたい人へ
転職30回の原点を、時系列でたどれます。

Day 23Day 22Day 21Day 20Day 19Day 18Day 17Day 16Day 15Day 14Day 13Day 12

ブログ全体の流れを知りたい人へ

▶ Day 3:シリーズ全体の案内
▶ Day 9:どん底からの再起の話
▶ Day 10:続かなかったことの話

今日の記録

睡眠:22:00就寝〜7:33起床(9時間33分)

体重:65.05kg

散歩:3,818歩

朝食:オートミールとスムージー

昼食:スープ(大根・豚肉)

夕食:スープ(大根・豚肉・和風ミックス野菜・小松菜)、豆乳

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