Day 24の続きです。
コンビニを5年半で辞めたあと、俺は7ヶ月の無職期間を経て、2012年11月に棚卸代行の会社へ主任として入社しました。その後コンビニ店長代行に異動し、1年半ほど働いて、2014年4月に辞めました。
俺は47歳、転職30回、自己破産、生活保護、糖尿病、狭心症。完璧という言葉から、たぶん一番遠いところにいる人間です。
結論から言うと、この頃の俺がどこでも浮いていたのは、相手がどうしてほしいかを考えず、自分のやりたいようにやっていたからです。それは性格が終わっていたからではなく、「相手の立場を考える」というスキルが、当時はまだ育っていなかっただけでした。
Day 24の続き──コンビニのあと、7ヶ月の無職期間があった
前回(Day 24)は、すぐ辞めてきた俺が、コンビニだけは5年半続いた話でした。合う環境と合う立ち位置があれば続く、という気づきの回です。
そのコンビニを突発的に辞めたあと、俺には7ヶ月の無職期間がありました。転職活動をしても、なかなか決まりませんでした。クレームでの退職や短期離職が多いという経歴の悪さが、正直、足を引っ張りました。ちょうど実家を出て一人暮らしを始めた直後で、失業保険で食いつなぐ日々でした。
「合う環境なら続いた」という前回の話と、今回はセットで読むと分かりやすいと思います。まだの方はこちらからどうぞ。
▶ Day 24:すぐ辞めてきた俺が、なぜかコンビニだけ5年半続いた話
2012年11月、棚卸代行の会社に主任として入社した
2012年11月、俺は棚卸代行の会社に正社員・主任として入社しました。
応募した理由は、コンビニ時代に棚卸の経験があって馴染みやすそうだったことと、給料が高めだったことです。相変わらず、動機は「できそうだから」「条件がいいから」でした。
棚卸業務では、嫌われていたと思う
ところが、棚卸の実務では、俺の苦手なものが一気に出てしまいました。
ケアレスミスが多い。チームで動く業務が苦手。スピードも足りない。そのうえ人間関係もうまくいかず、正直に言えば、俺は嫌われていたと思います。
しかも、そこで努力をしたかというと、していませんでした。苦手なことから逃げて、自分のできる範囲でやろうとしていた。今振り返ると、そういう姿勢そのものが、周りとの距離を広げていました。
コンビニ店長代行に異動した
しばらくして、俺はコンビニ店長代行の業務に異動になりました。
ミッションは、契約が満了した店舗をマニュアル運営に戻し、次のオーナーへ引き継ぐこと。棚卸が嫌だった俺にとって、この異動は正直ちょうどよく感じました。得意だった店舗運営に戻れる、と思ったんです。
通勤2時間・深夜勤務・SVとの摩擦──1年で3店舗を引き継いだ
ただ、環境は楽ではありませんでした。
担当した店舗は遠方で、通勤に2時間かかりました。SVとの人間関係にも問題があって、その店舗は途中で終了。次の店ではアルバイトとの関係はまあまあでしたが、シフトは深夜1時から朝10時までという過酷なものでした。
それでも、1年間で3店舗の引き継ぎを経験し、2014年1月には事業部化にも貢献しました。数字や運営の部分では、それなりに動けていたと思います。
SVに文句を言って、店長を外された
でも、俺はここでもつまずきました。
SVに文句を言って、店長を外されたんです。相手のやり方に納得がいかず、自分の言い分をぶつけました。今思えば、伝え方も中身も、完全に自分中心でした。
そして2014年4月4日、俺はこの会社を辞めました。
「うまくいかないと、自分のやり方を通そうとして、結局その場を離れる」。このパターンは、俺の中にずっとありました。なぜそうなってしまうのか、その思考のクセそのものは、別の記事で詳しく掘り下げています。同じように、つい自分のやり方に固執してしまう人は、こちらを読むと自分のパターンが見えてくると思います。
▶ Day 8:うまくいかないとすぐ辞めていた「すぐ諦める思考」の話
今なら分かる──相手がどうしてほしいか、考えていなかった
この1年半を振り返って、はっきり分かることがあります。
俺は、相手がどうしてほしいかを、まったく考えていませんでした。棚卸のチーム業務でも、店長代行の現場でも、SVとのやり取りでも、いつも「自分がどうやりたいか」だけで動いていたんです。
自分のやり方が正しいと思っていた。でも、周りから見れば、それは「協調しない人」「自分勝手な人」でしかありませんでした。どこでも浮いていたのは、環境のせいだけではなく、俺の側に、相手の立場を見る視点がなかったからです。
振り返り──性格の問題ではなく、視点が育っていなかっただけ
ただ、今の俺は、あの頃の自分を「性格が終わっていた」とは思っていません。
「相手がどうしてほしいかを考える」というのは、生まれ持った性格ではなく、後から身につけられる1つのスキルです。俺は、そのスキルが当時まだ育っていなかっただけでした。
職場でうまくいかないのは、あなたの性格が終わっているからではなく、相手がどうしてほしいかを考える視点が、まだ育っていないだけかもしれません。俺も、それに気づくまで何年もかかりました。気づけたなら、そこからで十分間に合います。
SVとの摩擦にしても、当時は「相手がひどい」と思っていました。でも今は、相手にも相手の事情があったのかもしれない、と思えます。そう思えるようになったこと自体が、俺にとっては小さな前進でした。
俺がなぜ「完璧じゃなくていい」「自分の正しさに固執しなくていい」と考えるようになったのか。その土台になった考え方は、こちらの記事にまとめています。
▶ Day 1:完璧をやめて「60点思考」で動けるようになった話
| 出来事 | 当時の見方 | 今の見方 |
|---|---|---|
| 棚卸で嫌われた | 周りが分かってくれない | 相手の立場を考えず、努力もしなかった |
| チーム業務が苦手 | 一人でやる方が早い | チームは相手に合わせる視点が必要だった |
| 店長代行で自分のやり方を通した | 自分のやり方が正しい | 相手がどうしてほしいかを見ていなかった |
| SVに文句を言って外された | SVがひどかった | 相手にも事情があった、伝え方も自分中心だった |
| どこでも浮いていた | 環境が悪い | 相手の視点というスキルが育っていなかった |
自分史と「考え方」をどこから読むか──読者タイプ別ナビ
「職場の人間関係がうまくいかない」「自分中心かもしれない」と悩んでいる人へ
なぜ自分のやり方に固執してしまうのか、そのクセと、相手の視点・合う生き方の考え方が分かります。
▶ Day 8:すぐ諦める思考の話
▶ Day 1:60点思考の話
▶ Day 7:即結果思考の話
自分史の続き・前の話を読みたい人へ
転職30回の原点を、時系列でたどれます。
Day 24/ Day 23/ Day 22/ Day 21/ Day 20/ Day 19/ Day 18/ Day 17/ Day 16/ Day 15/ Day 14/ Day 13/ Day 12
ブログ全体の流れを知りたい人へ
▶ Day 3:シリーズ全体の案内
▶ Day 9:どん底からの再起の話
▶ Day 10:続かなかったことの話
今日の記録
睡眠:22:40就寝〜6:46起床(8時間6分)
体重:65.10kg
散歩:3,316歩
朝食:オートミールとスムージー
昼食:スープ(大根・豚肉・和風ミックス野菜・小松菜)、豆乳
夕食:スープ(大根・豚肉・和風ミックス野菜・小松菜)、豆乳


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